JR東日本の「どこかにビューーン!」、使っている方もいると思います。6,000ポイントで、新幹線の往復先が抽選で決まるサービスです。
あれ、何度も引き直したくなりませんか。私はなります。もっと条件のいい結果が出るだろう、と気になって、気づけば何度も抽選ボタンを押しています。
ただ、実際に申し込むとなると話は別です。今日出た4駅で決めていいのか、これがけっこう悩みどころなんです。そこで作ったのが「どこかにビューーン!お得度シミュレータ」です。
この記事では、アプリの紹介と合わせて、どこかにビューーン!を攻略するうえで知っておきたい前提知識もまとめておきます。
どこかにビューーン!攻略の前提知識
アプリを作るために候補駅と料金を全部データ化してみて、分かったことが2つあります。申し込む前に知っておくと、判断がだいぶラクになります。
1. 新幹線が停まる駅=栄えている駅、ではない
ここが最大の落とし穴だと思います。新幹線の駅と聞くと大きな街を想像しますが、実際には駅を降りると山しかない、という駅が少なくありません。むしろ数のうえではそちらのほうが多数派です。
駅前にホテルがあってバスも出ている、いわゆる観光の拠点にできる駅は、候補全体のなかでは一部です。ここを知らずに「遠い駅が出た=当たり」と判断すると、着いてから困ることになります。
2. 途中下車ができる(これが攻略の核心)
どこかにビューーン!は途中下車が可能です。これがルール上いちばん重要なポイントだと思っています。
たとえば、いわて沼宮内や七戸十和田といった小さな駅に決まっても、手前の仙台や盛岡で降りてしまって構わないのです。しかも東北新幹線の仙台・盛岡は全列車が停車します。つまり、この2駅より北の駅を引いた場合、確実に仙台か盛岡で降りられることが保証されます。
路線ごとに整理すると、こうなります。
- 東北新幹線:仙台以北なら仙台、盛岡以北なら盛岡でも降りられる
- 秋田新幹線:仙台・盛岡を必ず通過するので、全駅が保証つき
- 山形新幹線:福島で分岐するため仙台は通りません。山形以北なら山形で降りられる
- 北陸新幹線:長野以北なら長野で降りられる
- 上越新幹線:途中に全列車停車の大きな駅がなく、救済がききません
この視点で見ると、評価が逆転する駅が出てきます。「遠くて聞いたことのない駅」は、実は運賃が高いうえに手前の拠点駅で降りられる、かなりの当たりだったりします。
逆に注意したいのが安中榛名です。北陸新幹線の長野より手前にあるため、途中下車で拾える拠点がありません。しかも運賃はいちばん安い。攻略という観点では、いちばん厳しい候補になります。
なお、この途中下車の考え方はとにぃさんのnote記事で詳しく解説されていて、大変参考になりました。実際に何度も利用されている方の記事なので、あわせて読むことをおすすめします。
どんなアプリか
本家の「どこかにビューーン!」を、申し込む前に何度でも体験できるアプリです。出発駅を選んでガチャを引くと、4つの候補駅がランダムに提示されて、そのお得度を計算します。

トップ画面
使い方
1. 出発駅を選ぶ
東京・上野・大宮/仙台/盛岡/新潟/長野の中から選びます。公式サイトの候補駅リストに合わせているので、実際の申し込みと同じ感覚で試せます。
2.「ガチャを引く」を押す
4つの候補駅がランダムに決まります。
3. お得度を確認する
それぞれの候補について、通常の往復運賃(概算)と、6,000ポイントとの差額が出ます。お得度がバーで表示されるので、パッと見て分かります。地図も出るので、候補がどのあたりにあるのかも一目で分かります。
4. 何度でも引き直せる
引いた回数と、累計の「妄想お得額」が記録されます。履歴も残るので、これまでどんな行き先が出たか振り返れます。

抽選結果①

抽選結果②
本物の候補が出たら「ビューーンチェック」へ
このシミュレータは「引く練習」のためのアプリです。実際に本物の4駅が提示されて、申し込むかリセットするか決めたいときは、姉妹アプリの「ビューーンチェック」を使ってください。
本物で出た4駅を入力すると、料金と、上で説明した途中下車で降りられる拠点の数を点数化して、その並びが当たりなのかを判定します。判定はいちばん条件の悪い駅を主役にしています。行き先は選べない以上、申し込むかどうかは実質そこで決まるからです。
なお、ビューーンチェックは現在東京・上野・大宮発(6,000ポイント)のみの対応です。仙台・盛岡・新潟・長野発は候補駅も必要ポイントも異なるため、いまは対象外にしています。ご要望があれば他の出発地にも順次対応していく予定ですので、使ってみたい出発駅があればぜひ教えてください。
(出発地を変えて練習したい場合は、上のお得度シミュレータが仙台・盛岡・新潟・長野発にも対応しています。)
なぜ作ったか
「どこかにビューーン!」に申し込むとき、いつも迷います。今日申請するか、明日にするか。今日出た4駅が良かったのか、それとも別の日ならもっと良かったのか、比べようがありません。
そもそも、申し込む前にどんな駅が候補として出るのかを知らないまま申請するのが、なんとなく不安でした。それなら、申し込む前に何度も練習できる場所を作ろうと思いました。
それに、単純に抽選を引くのは楽しいものです。当たりを待つドキドキ感を、申し込みという決断を伴わずに、気軽に何度でも味わえたらいいなと思っています。
こだわったところ
候補駅を、公式のリストに合わせた
出発駅ごとに、実際に選ばれうる駅の一覧が公式サイトで公開されています。それをできるだけ忠実に反映しました。適当な駅が出てくるシミュレータでは、練習にならないと思ったからです。
お得度を、金額で見えるようにした
「6,000ポイントでこの駅に行ける」と言われても、それが得なのかどうかはピンときません。通常の運賃と並べて、差額を出すことで、初めて実感できると思います。
免責をきちんと書いた
これは大事なところなので、正直に書いておきます。このアプリの料金やお得度の計算は、あくまで概算です。 実際の運賃、抽選のルール、候補駅の選ばれ方は、公式と完全に一致するものではありません。
申し込みの判断材料としてではなく、雰囲気を味わうための練習台として使ってください。最新の情報や実際の申し込みは、必ず公式サイトでご確認ください。
使ってみてください
登録もインストールも不要です。何度でも気軽にガチャを引いてみてください。
ほかにも日常のちょっとした場面で使えるアプリを公開しています。よかったらアプリ一覧もご覧ください。
本アプリはJR東日本およびえきねっとの公式サービスとは関係のない、個人制作のファンメイドツールです。行き先候補はどこかにビューーン!公式の出発駅ごとの候補駅リストに合わせていますが、ガーラ湯沢(期間限定)は除いています。料金は指定席・通常期の概算であり、実際の額とは異なります。お得度・順位・抽選ルールはあくまで参考であり、公式と完全に一致するものではありません。途中下車の可否や停車駅も含め、最新の情報は必ず公式サイト・えきねっとでご確認ください。


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