「どこかにビューーン!」を使っていると、抽選結果を見て毎回悩みます。この4駅、このまま申し込みしていいのか。それとも、もう一度抽選をやり直したほうがいいのか。
何度も引き直せるサービスなので、余計に迷います。もっとお得な並びが出るかもしれないと思うと、なかなか申込ボタンを押せません。
そこで作ったのが「ビューーンチェック」です。この記事では、アプリの紹介とあわせて、どこかにビューーン!を攻略するうえで欠かせない考え方もまとめておきます。
どこかにビューーン!攻略の考え方
判定ロジックを作るにあたって、とても悩みました。というのも、途中下車が可能であることを考慮すると、金額や距離だけでの判定では、不十分だからです。判定において重視したのは次の2点です。
1. 新幹線が停まる駅=栄えている駅、ではない
新幹線の駅と聞くと大きな街を想像しますが、実際には駅を降りると山しか・・・という駅が少なくありません。むしろ数のうえではそちらのほうが多数派です。
駅前にホテルがあってバスも出ている、いわゆる観光の拠点にできる駅は一部だけ。そのような駅との出会いも一興だとは思いますが、判定の際には、ここを知らずに「遠い駅が出た=当たり」と判断すると、着いてから困ることになります。
2. 途中下車ができる(これが攻略の核心)
どこかにビューーン!は途中下車が可能です。これがルール上いちばん重要なポイントだと思っています。
たとえば、いわて沼宮内や七戸十和田といった小さな駅に決まっても、手前の仙台や盛岡で降りてしまって構わないのです。しかも東北新幹線の仙台・盛岡は全列車が停車します。つまり、この2駅より北の駅を引いた場合、確実に仙台か盛岡で降りられることが保証されます。
路線ごとに整理すると、こうなります。
- 東北新幹線:仙台以北なら仙台、盛岡以北なら盛岡でも降りられる
- 秋田新幹線:仙台・盛岡を必ず通過するので、全駅が保証つき
- 山形新幹線:福島で分岐するため仙台は通りません。山形以北なら山形で降りられる
- 北陸新幹線:長野以北なら長野で降りられる
- 上越新幹線:途中に全列車停車の大きな駅がなく、救済がききません
この視点で見ると、評価が逆転する駅が出てきます。「遠くて聞いたことのない駅」は、実は運賃が高いうえに手前の拠点駅で降りられる、かなりの当たりだったりします。
逆に注意したいのが安中榛名です。北陸新幹線の長野より手前にあるため、途中下車で拾える拠点がありません。しかも運賃はいちばん安い。攻略という観点では、いちばん厳しい候補になります。
どんなアプリか
本物の「どこかにビューーン!」で出た4つの行き先候補を入れると、その並びがどれくらい当たりかを判定してくれるアプリです。上で書いた「金額」と「途中下車で降りられる拠点の数」の両方を点数にして判定します。
以前作った「どこかにビューーン!お得度シミュレータ」が申し込む前の練習用だったのに対して、こちらは実際に出た結果を判定するためのものです。

トップ画面
使い方
1. 出た4駅を選ぶ
実際に抽選で出た4つの駅を選びます。路線ごとにグループ分けされているので、探しやすくなっています。
2. 往復の値段を確認する
選んだ4駅それぞれの往復料金が自動で表示されます。東京・上野・大宮発の実額があらかじめ入っているので、通常は確認するだけで大丈夫です。時期や列車によって変わる場合は、手直しもできます。
3. 判定を見る
4駅そろうと「判定する」ボタンが押せるようになります。結果には、次のようなものが出ます。
- 総合判定 — その並びが当たりか、堅実か、ハズレ寄りか
- 最悪ケース — いちばん条件の悪い駅に決まった場合の点数。判定の主役です
- 期待値 — 4駅が等確率で当たるとしたときの平均点
- スコアの位置 — ありうる抽選の中で、上位・中位・下位のどのあたりか
- 各駅の拠点情報 — その駅が拠点になるか、どこで途中下車できるか
- 地図 — 選んだ4駅がどのあたりにあるか

結果確認①

結果確認②
なぜ作ったか
「どこかにビューーン!」は、何度でも抽選をやり直せます。だからこそ、いま出ている4駅が良いのか悪いのか、判断の基準がほしくなります。
近場ばかりが出ていたら、もう一度引き直したほうがいいかもしれません。逆に、遠くの駅が混ざっていれば、それは十分お得な並びかもしれません。でも、感覚だけではその判断が難しい。
結果から、お得度を数字とグラフで見えるようにすれば、その場で判断できると思って作りました。
こだわったところ
いちばん条件の悪い駅を、判定の主役にした
4駅のうち、どれに決まるかは選べません。だからいちばん条件の悪い駅を基準にするのが、実際の判断に近いと思いました。
逆をやると危険です。「新青森が入ってる!」と喜んで申し込んで、安中榛名に決まる。これがいちばんつらい外し方なので、良い駅を大きく見せないようにしています。最良の駅は参考として小さく添える程度にしました。
金額と拠点性の両方で採点した
スコアは金額6:拠点性4の比率で計算しています。拠点性は「手前にある全列車停車駅の数」と「その駅自体が拠点かどうか」から出しています。
金額だけで見ると、遠い駅がとにかく高得点になります。でも実際には、降りたあとに動けるかどうかが旅の満足度を左右します。かといって拠点性を重くしすぎると、今度は金額の差が消えてしまう。何度か調整して、この比率に落ち着きました。
良し悪しではなく、目安として見せた
判定は出ますが、「ハズレだから申し込みしない方がいい」とは言いません。スコアが低めでも、その4駅の中に行きたい場所があれば、それでいいはずです。あくまで判断の材料のひとつとして使ってもらえればと思っています。
ちなみに、拠点駅をどこにするかという線引きや、6:4という比率そのものは、作者である私の主観です。そこは正直にアプリ内の注釈にも書いてあります。
出発地について
いまは東京・上野・大宮発のみに対応しています。仙台・盛岡・新潟・長野発については、必要ポイントも候補駅も異なるため、まだ対応できていません。
需要があれば、他の出発地にも対応を広げていきたいと考えています。ご要望があれば、お問い合わせからお知らせください。
なお、出発地を変えて練習してみたい場合は、お得度シミュレータが仙台・盛岡・新潟・長野発にも対応しています。
使ってみてください
登録もインストールも不要です。抽選結果が出たら、そのまま判定してみてください。
抽選のたびに開くことになると思うので、アプリをホーム画面に追加する方法もあわせてどうぞ。ホーム画面にアイコンを置いておけば、毎回検索しなくてもワンタップで開けます。
ほかにも日常のちょっとした場面で使えるアプリを公開しています。よかったらアプリ一覧もご覧ください。
本アプリはJR東日本およびえきねっとの公式サービスとは関係のない、個人制作のファンメイドツールです。表示される料金は東京・上野・大宮発の指定席・通常期の概算であり、時期・列車・改定によって実際の額とは異なります。お得度・判定・順位はあくまで参考であり、公式の抽選ルールと完全に一致するものではありません。途中下車の可否や停車駅も含め、最新の情報は必ずご確認ください。子ども割引や5,000ポイント発(仙台・盛岡・新潟・長野発)には対応していません。実際の申し込みは、必ずどこかにビューーン!公式・えきねっとでご確認ください。


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