家庭やチームで意見が割れたとき、こう思ったことはありませんか。
「これ、結局誰が決めるんだろう」
掃除のやり方、大きな買い物、今日の献立、子どもの習い事。どれも誰かが決めなければ前に進みません。でも決定権の所在が決まっていないと、そのたびに話し合いが振り出しに戻ります。
そこで作ったのが「わたしたち内閣」です。
どんなアプリか
家庭やチームの中に「大臣」を置いて、領域ごとの決定権者を決めておくアプリです。
財務大臣は家計、環境大臣は掃除、農林水産大臣は食事、こども家庭大臣は子育ての方針。決まった顔ぶれは任命書として画像に書き出せるので、冷蔵庫に貼ったり、家族のグループに送ったりできます。
ひとつだけ、大事な考え方があります。
大臣は、その作業をやる人ではありません。決める人です。
環境大臣だからといって、掃除を全部やるわけではない。掃除のやり方で意見が割れたときに、最終的に決める人という意味です。実際に手を動かす人とは別で構いません。
使い方
1. 内閣の名前を決める
家族の名字やチーム名でどうぞ。「第一次」と付けておくと、次の組閣が楽しみになります。
2. 大臣を選んで、名前を割り当てる
プリセットは14ポスト。実在の省庁名を、家庭での領域に対応させています。
- 内閣総理大臣:最終決定・全体の調整
- 財務大臣:家計・大きな買い物
- 環境大臣:掃除・片づけ・整理整頓
- 厚生労働大臣:健康の維持管理
- 農林水産大臣:食事・献立・食材
- こども家庭大臣:子育て・育児の方針
- 文部科学大臣:学校生活・自己研鑽・学習
- 外務大臣:親戚・ご近所づきあい
- 防衛大臣:防犯・防災・備え
ほかに国土交通大臣(移動・おでかけ)、総務大臣(書類・手続き)、経済産業大臣(家電えらび)、デジタル大臣(スマホ・ネット)、内閣官房長官(予定の調整)があります。
「洗い物大臣」のようなオリジナルのポストも自由に作れます。
3. 任期を決める
次の組閣をいつにするか選びます。3か月後、6か月後、1年後、決めない、の4つです。
4. 組閣して、任命書を保存する
「組閣する」を押すと、朱印の押された任命書が現れます。画像として保存できるので、見えるところに貼っておいてください。
なぜ作ったか
家庭内やチーム内で意見が割れたときに、意外と、意思決定をする人を決めていないなと思ったからです。
そのたびに一から話し合うのは疲れますし、なんとなく声の大きい人が決めることになりがちです。あらかじめ決めておけば、そのぶん過ごしやすくなるはずだと感じました。
ただ、作りながらひとつ気になったことがあります。分担すべきことを任せっきりにしてしまうと、それはそれでよろしくないということです。
「あなたが環境大臣なんだから」と言って掃除を押し付けるための道具になったら、本末転倒です。だから設計でいくつか手を打ちました。
こだわったところ
大臣は「決める人」です
トップページにも、組閣画面の説明にも、同じことを書いています。大臣のしごとは実行することではなく、決めること。 実際に手を動かす人とは別でも構わない、と明記しました。
任期を設けた
任せっきりの固定化を防ぐ仕組みとして、任期を入れました。「次の組閣は◯年◯月ごろ」と任命書に書かれます。
総理大臣は置いたが、上下関係にはしなかった
総理大臣がいないと最終決定ができないので置きました。ただし総理の所管は「最終決定・全体の調整」であって、すべてを決める人ではありません。各大臣は自分の領域について自分で決めます。
使ってみてください
登録もインストールも不要です。入力した内容はこの端末のブラウザにのみ保存され、サーバーには送信されません。
アプリのように使いたい方は、アプリをホーム画面に追加する方法もあわせてどうぞ。
ほかにも日常のちょっとした場面で使えるアプリを公開しています。よかったらアプリ一覧もご覧ください。
本アプリは実在の官庁・政府機関とは一切関係のない、個人制作のツールです。ポスト名は実在の省庁名を家庭内の領域になぞらえたものであり、実際の所管とは異なります。保存されるデータはご利用の端末内にのみ残るため、ブラウザのデータを消去すると失われます。大切な内容は、任命書の画像として保存しておくことをおすすめします。


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