コーンホールを初めて遊んだとき、勝利条件や得点計算方法が分かりませんでした。
妙高のリゾートの屋内ニュースポーツエリアに、ボードとビーンバッグが置いてありました。穴に投げ込むゲームだということは見れば分かります。ただ、ボードに乗ったら何点なのか、どうなったら決着がつくのかが分からない。
結局その場で「穴に3回入ったら勝ちね」と決めて、妻と2人で遊びました。それはそれで楽しかったのですが、あとで調べたら本当のルールはまったく違いました。
そこで作ったのが「コーンホールスコア」です。
どんなアプリか
ブラウザで開くだけで使える、コーンホールの得点計算アプリです。2チームで対戦し、シングルス(1対1)とダブルス(2対2)に対応しています。
登録もインストールも不要で、開いてすぐ始められます。
コーンホールの得点は、ここがややこしい
アプリの説明の前に、なぜ計算が面倒なのかを書いておきます。私がつまずいたところでもあります。
配点自体は単純です。ボードに乗ったら1点、穴に入ったら3点。 これは覚えればいい。
問題はその先です。得点の数え方に2つの流儀があります。
- キャンセル方式:両チームの得点を引き算し、多いほうに差分だけを加点する。日本コーンホール協会のルールはこちら
- 単純加算方式:両チームがそれぞれ自分の得点をそのまま加算する
キャンセル方式では、Aが5点でBが3点なら、Aに2点だけ入ってBは0点です。両方の点が相殺されます。知らないと、まず思いつかない数え方だと思います。
そしてどちらの方式かによって、21点の扱いも変わります。 キャンセル方式は1ラウンドに1チームしか加点されないので21点をわずかに超える程度にしかならず、21点以上で勝ちとして問題ありません。一方、単純加算方式は点が伸びやすく21点を大きく通り過ぎるため、「ちょうど21点で勝ち、超えたら得点が戻る」という遊び方が使われます。
使い方
1. 得点方式を選ぶ
キャンセル方式か単純加算方式かを選びます。迷ったらそのままで大丈夫です。 初期値は協会ルールのキャンセル方式になっています。
単純加算方式を選んだときだけ、「21点を超えたときの扱い」を設定できます。バーストとするか、そのまま超過を認めるかです。
2. チームを決める
シングルスかダブルスかを選び、チーム名とプレイヤー名を入れます。チームの色も赤と青から選べます。 手元のビーンバッグの色に合わせると、入力を間違えにくくなります。
名前はすべて省略できます。何も入力せずに「はじめる」を押せば「チームA」「チームB」で始まります。
3. 投げ終わったら、結果をタップする
1ラウンドが終わったら、ボードを見ながらタップします。ボタンは「ボードに乗った」と「穴に入った」の2つだけで、乗っていた数だけ押します。
数えてから数字を選ぶのではなく、1個ずつ押していけるようにしました。 ボードの前で目で追いながら押せます。4個に達するとボタンは押せなくなり、「残り1個は外」のように外れた数も表示されます。
4. 表示を確かめてから確定する
タップすると、確定を押す前に結果が出ます。
「チームA5点、チームB1点。チームAに4点入り、4点 あと17点」のように、相殺の引き算まで済んだ状態で表示されます。加点されるチームの色で背景が変わるので、どちらに入ったのかを読み違えません。
21点に到達するときは「勝利!」と、超過して戻るときは「24点で超過 → 15点に戻ります」と、押す前に分かります。
なぜ作ったか
冒頭に書いたとおり、配点も決着条件も分からないまま遊んだのがきっかけです。
「穴に3回入ったら勝ち」というルールは、その場では機能しました。2人で遊ぶぶんには、決着さえつけば楽しめます。ただ、あとで正しいルールを知ったときに、本来のゲームはもっと面白かったのだろうなと思いました。相殺があるから、相手より多く入れなければ点にならない。この駆け引きを丸ごと知らないまま遊んでいたわけです。
とはいえ、あの場で調べる気にはならなかったと思います。スマホで検索して、複数のルールを読み比べて、どれを採用するか相談する。 遊びに来ているのにそれはやりたくありません。
だから、開いた瞬間から配点と決着条件が画面に出ているものを作りたいと思いました。ボタンには「1点」「3点」と書いてあり、スコアの下には常に「あと何点」が出ている。それだけで、あのときの私は困らずに済んだはずです。
こだわったところ
配点は取ってボタンに書いた
「ボードに乗った」ボタンには1点、「穴に入った」ボタンには3点と書いてあります。
配点表を別に見る必要がありません。押すときに目に入るので、遊んでいるうちに自然と覚えます。 初めての人に説明するときも、画面を見せれば済みます。
相殺の引き算を、押す前に見せる
コーンホールで一番暗算を間違えるのが、この引き算です。
そこで確定を押す前に、加点後の数字まで表示するようにしました。押してから「あれ、いま何点入った?」となりません。
加点されるチームの色で、プレビューの背景と枠が変わります。 赤チームが取ったのに青い枠で表示されると読み違えるので、そこは色を合わせています。ラウンド別のスコアシートでも、点が入ったセルにそのチームの色の帯が付きます。
閉じても消えない
進行中のゲームはブラウザに保存されます。誤ってタブを閉じても、次に開いたときに「進行中のゲームがあります」と出るので、そこから再開できます。
対戦履歴は直近20件まで残ります。日時、最終スコア、勝者、ラウンド数、穴に入った数、そしてどの方式で遊んだかが記録されます。もちろん、入力した内容が外部に送信されることはありません。
使ってみてください
登録もインストールも不要です。
アプリのように使いたい方は、アプリをホーム画面に追加する方法もあわせてどうぞ。
ほかにも日常のちょっとした場面で使えるアプリを公開しています。よかったらアプリ一覧もご覧ください。
本アプリは日本コーンホール協会および公式サービスとは関係のない、個人制作の非公式ツールです。キャンセル方式が協会のルールで、単純加算方式と「ちょうど21点で勝ち」はハウスルールへの対応です。正確なルールは公式ルールをご確認ください。バッグがボードに乗ったかどうかの判定は行いません。入力した内容はお使いのブラウザ内にのみ保存され、外部には送信されません。ブラウザのデータを消去すると履歴は失われます。


コメント