モルックを始めるのに必要な準備|道具・場所・当日つまずいたこと

やってみた

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モルックをやってみたい。でも、何を買えばいいのか、どこでやればいいのかが分からない。

私も同じでした。2019年ごろに始めて、それから年に1回やるかやらないかというペースで続けています。頻度が低いので、毎回同じところを調べ直しています。

この記事は、そんなたまに遊ぶ人が、たまに遊ぶ人に向けて書いたものです。競技として本格的にやる方には物足りないと思いますが、「友人と公園で1回やってみたい」という段階なら、必要なことは足りているはずです。

まず、道具をそろえる

必要なものは3つです。

  • モルック:投げる木の棒。1本
  • スキットル:倒される木のピン。1〜12の数字が書かれたものが12本
  • モルッカーリ:投げる位置を示す木の道具。地面に置いて使う

正規品を買うのが結局いちばん早い

私はAmazonで買いました。公式の正規品が売っています。

モルックはフィンランドのTactic社の製品で、「Mölkky®」は登録商標です。日本ではOHSサプライが正規代理店になっています。

見た目のよく似た別物が多く売られています。 サイズが違ったり、棒が丸ではなく四角だったり、そもそも遊び方が違う製品だったりします。安いものを探して比較するより、正規品を買ってしまったほうが失敗が少なくてよいと思います。

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ここが落とし穴:モルッカーリ(当的位置の目印)は別売のことがある

これが最初につまずいたところです。

基本セットは木箱に入っていて、モルック棒とスキットル12本が入っています。ところがモルッカーリは含まれていないことがあります。 単品で別売されています。

仲間内で遊ぶだけならモルッカーリは必須ではありません。 投げる位置さえ全員で共有できればいいので、代わりになるものを置けば足ります。

  • 何か目印を置く
  • 枝や縄で線を引く
  • タオルを地面に敷く

大会に出るつもりがないなら、あとから買い足すかどうか考えれば十分だと思います。

場所を決める

どのくらいの広さが要るか

公式ルールでは、コートは縦10m×横6m以上とされています。投擲距離は、公式ルールで「3.5m(±0.1m)」です。

ただ、これは大会の話です。仲間内で遊ぶなら幅3〜4m、奥行き6〜7mくらいあれば成立します。投げた棒が転がる分と、人が立つ分を見込んでおけば大丈夫です。

テニスコートの半分より少し小さいくらい、と考えると想像しやすいかもしれません。

平坦さがいちばん大事

私は東京都の舎人公園でやりました。広い公園なので場所には困らないと思っていたのですが、実際には平坦な場所を探すのに苦労しました。

やった場所は砂利敷きでした。

砂利は一見平らに見えても、小石の凹凸でスキットルが安定しなかいことがあります。スキットルを置く前に足で砂利をならして、12本ぶんの範囲を平らにしてから並べると、だいぶ安定します。倒れたスキットルはその場に立て直すルールなので、ゲーム中も置き場所をならしながら進めることになります。

芝生や土のグラウンドのほうが向いています。 ただ、芝生も水はけのためにゆるやかな傾斜がついていることが多く、平らとは限りません。どこでやるにせよ、しっかりと平らな環境を用意することが大切です。

コンクリートやアスファルトは、スキットルが傷むのでやめたほうがよいです。

公園のルールを確認しておく

これは見落としがちですが、公園によってはボール遊びや道具の使用が制限されています。

モルックは棒を投げる競技なので、周囲に人がいる場所では危険です。広場の端など、通行の邪魔にならない場所を選びましょう。

人数を決める

私たちは4人でやりました。2人ずつ2チームです。

結論から言うと、4人はちょうどよかったと思います。自分の番がすぐ回ってくるので待ち時間が短く、それでいてチーム戦の駆け引きもあります。

公式ルールでは1チーム5〜8人とされていますが、これは大会の規定です。2人でも成立しますし、個人戦でも遊べます。 ただ人数が増えるほど1周が長くなるので、初めてなら4〜6人あたりが動きやすいと思います。

当日いちばん困ったこと

道具と場所がそろっても、まだ困ることがあります。ルールです。

投げ方や勝利条件はすぐ覚えられます。困るのは得点の数え方でした。

  • スキットルが1本だけ倒れたら、そのスキットルに書かれた数字が点数
  • 2本以上倒れたら、倒れた本数が点数

つまり、12番が1本だけ倒れたら12点。でも12本倒れても12点です。1本のときと2本以上のときで、数え方が入れ替わります。

さらに、合計が50点を超えると25点に戻ります。 ちょうど50点にした側が勝ちなので、超えてしまうと大きく後退します。

このあたりを、投げるたびに全員で確認していました。誰かひとりが計算を間違えると、その後の点数が全部ずれます。 紙に書いてもいいのですが、屋外で風が吹くとそれも面倒でした。

投げる距離を測る

公式ルールでは、モルッカーリ(当的位置)からスキットルまで3.5メートル(±0.1m)と決まっています。

ただ、仲間内なら3〜4メートル程度で問題ありません。大股で5歩くらい、とするか、スマホやメジャーで計測して配置を決めましょう。

持ち物リスト

最後に、持っていくものをまとめておきます。

【必須】
・モルックセット(棒1本+スキットル12本)

【あると良い】
・モルッカーリ、または代わりの目印
・スコアシート、筆記具 ※後述するアプリで代用可
・メジャー

道具は木製で、まとめるとそれなりに重いです。

私が買ったのは木箱入りのセットでしたが、持ち歩きにも保管にも少し苦労しました。 箱ごと持つと片手はふさがりますし、自転車のカゴに入らないこともあります。家では意外と場所を取るので、置き場所も先に考えておいたほうがいいです。

年に数回しか使わない道具が場所を取り続けるのは、正直なところ悩ましいところではあります。それでも公園で広げると楽しいので、持っている価値はあると思っています。

スコア計算に困ったら

モルックは得点計算が少しややこしく、筆記するのは面倒なので、スコア計算用のアプリを作りました。モルトラといいます。

倒れた結果をタップするだけで、加算も50点超過の処理も自動でおこないます。50点を超えてしまう場面では、確定する前に警告が出ます。

インストールは不要で、ブラウザで開くだけです。年に数回しか遊ばない道具のためにアプリを入れたくない、という自分の事情から作ったものなので、そのあたりは同じように感じる方に合うと思います。

モルトラを開く / アプリの説明を読む

最後に

準備といっても、突き詰めれば道具を買って、遊ぶ場所を探すだけです。

ルールは遊びながら覚えれば十分ですし、細かい点は仲間内で決めてしまっても構いません。実際、公式ルールには時間制限や失格の規定もありますが、公園で遊ぶぶんには使わないことがほとんどです。

迷ったら、その場の全員が納得する形を選べばいいと思います。 フィンランドではサウナとビールを楽しみながらやる競技だそうなので、もともとそういうものなのだと思います。

ほかにも日常のちょっとした場面で使えるアプリを公開しています。よかったらアプリ一覧もご覧ください。

本記事は個人の経験と公開情報をもとにまとめたものです。「Mölkky®」はTactic社の登録商標です。当サイトは日本モルック協会および公式サービスとは関係がありません。正確なルールは公式ルールブックをご確認ください。道具の仕様や販売状況は変わることがありますので、購入前に販売ページをご確認ください。

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